最近の不登校問題とか小中高生とかの自殺問題、ニュースで聞くたび同じ世代の子を持つ私としても心苦しくなります。
学校に行きたくない原因は子供にとっても様々なんだけど、今回は特にイジメとか友達関係での躓きを中心に語ります。最も多い理由だとも思いますから・・・。


boy

今 子供の自殺問題で一番考えなくちゃいけないのは、「学校へ行くのが嫌なんだ」「行きたくないんだ」って、自分から言い出せずにいる子への対策なんじゃないですかね。
『学校は行きたくないなら無理して行かなくてもいいんだよ』
そう伝えてあげることももちろん大事。
でも、それだけではこの問題は解決しないとも思うんです。子供が自分の悩みや不安を打ち明けてくれたり、親に一言でも「学校行きたくない」って言い出してくれたら対策にも繋げられるけど・・・。
そんなドラマのような筋書き、現実的には難しくないですか?
親の方で子供の表情や仕草、言動とかどんなに細かく見ていてもわからない時は本当にわからないんです。特に今はSNS時代、親より子供の方がネットにつながっていて、先生や親ですら知り尽くせない事情の中で子供たちは日常送ってたりするんですよね。
子供だって言い出せないから、無理をしてでも平静を装っても(親バレしないように) 『行ってきます』と玄関出て行ってしまう。
そんな子供の方が実は多数派で、その先にとても危なっかしい現状抱えてるんです。
「学校へ行くしかない」と一人で思い込んで・・・
心だけ置き去りにして登校して。
ある時ふと緊張と不安のない世界に救い求めて自殺と言う究極の選択肢に行き着いてしまう。
それを回避する為にも、学校には向かわず緊急措置みたいな身の置き場所をたくさん提案してあげるのも大事な事なんじゃないかな・・・て。


girl

子供って親に遠慮したり忖度する子 絶対居てますから。
一番近しい身内、親だから・・・です。
気が優しい子は周りから心配される事を極力避けるもんなんですよ(苦笑) それとか「何だか惨めな自分」て思われる程つらくて苦しくて恥ずかしいことはない。「そんな風に自分を見てくれるなっ」とばかりに・・・自我が芽生えた思春期の子なりの強がり かも知れませんね。
少なくとも親に言い出せず一人悩む子はいます。
だからそんな子たちの為にも一時的に身を寄せられる場所 シェルターみたいな場所、もっと各自治体にできたらいいのに て時々思うんです。
図書館がよく名乗りをあげて「図書館はあなたを受け入れますよ」宣言してるけど、うちの近所 徒歩圏内に図書館がない(苦笑) 割と市街地なんだけど。
図書館ももちろんそう言う場所には適してます。
他にもこんな場所があなたを受け入れてくれますよ 的な。
「防災マップ」みたいに、家は出たもののどーしても学校に足が向かない時、子供が自分の意思で身を寄せられる「安心な居場所」 そんな所を集めた地図とかあってもいいのになー て。
イジメで辛くて、親にも言えない・悩み相談室にも言い出しにくい けど家は出ちゃってるし・・・取り合えずは保健室って場所もあるけど学校で級友と鉢合わせなんて「一番避けたいこと」だし。
無理して学校なんて行かなくて良いのに「休む」の決断ができなかった時、本当に気軽に「あそこへ行こう」て目指せる「心休められる場所」 学校以外の適切な場所 もっとあって欲しいです。

そして学校ね!!(- -;)
学校行かない選択をして休む決断した子が居るとすれば、それでイジメが中断するなんて絶対思わないで欲しい。
その子がやって来ない=ただ「次のターゲット」に移るだけ。その事に怯える子が「欠席生徒」の周りにもっと居るはずで、その子もまた言い出せなくて悶々と悩み抱えてると思います。
「学校内のイジメ根絶の機会」なんだと捉えて、ぜったい諦めないくらい真摯に向き合ってほしいものですよね。隠蔽とか、無かったことになんて絶対に無しに・・・。


まもなく二学期。
苦しんで辛い思いしてる子が少しでも救われるようにと思うばかりの今日この頃です。


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